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H30年度 冬合宿(後半)

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こんにちは。1年の佐藤です。 遠見ヒュッテを拠点として行われた冬合宿の、後半(12月27日~12月30日)の活動記録をお伝えします。 12月27日(水) 見返り坂ふもと(幕営地)ーーー遠見ヒュッテ ←―→ 白馬五竜スキー場 衰えることを知らぬ勢いで雪が降り続ける、見返り坂ふもと。就寝前から嫌な予感がしていた人は、実はいたのではないでしょうか…。僕は、寝ながらテントの側面を足で押して、テントに積もった雪を落としていたのですが、もちろん眠りに落ちてしまえばもう何もできません。夜中にふと目が覚めて思いました。 なんか狭い 。足でテントの側面を押してみても、押せない。明らかにおかしな状況ですが、不覚にも僕はまた眠ってしまいました。そして、起床時間より少し早めの4時30分頃、両方のテントで全員が、異変に気が付いて起き始めました。テントの中を見渡してみると、寝る前の半分近くの狭さになっていることがわかりました。どうにかまず、1人だけ外に出てもらってテント内に余裕を持たせると同時に、外の雪を除去しようと思ったのですが、1人ではどうにもならない雪の量だということで、結局全員外に出てテントを掘り出す作業を開始しました。かなりの量の雪に埋もれて、テントの四隅を発掘するのがとても大変でした。これからの冬期活動では同じようなことにならないよう、夜中にテント周りの雪かきをしようと思います。(できればやりたくないですが…)  寒く、雪の降る中、無心で掘削します。 全員で協力して、なんとかテントとフライを片付け、次はパッキングをします。ちなみに、いくつかのポールは弓のように曲がり、中には見事に折れてしまったものもありました。何でもいいからとにかくザックに詰め込んで、スキーを履いて出発します。小屋に着いてから、温かいものを飲み行動食を食べて、休憩しました。その後、途中参加の3年清宮さんと長谷部OBが合流し、スキー練習を行いました。残念ながらこの日も天気が悪く、強風や視界不良が付きまといました。僕は、初めてグランプリコースに出向いたのですが、視界が真っ白で何も見えず、ビビりながら滑っていました。幸い、軽装であったのと雪が深かったおかげで、転ばずに滑れました。しかし、スキーは天気が悪いと、こんなにも爽快感が薄れてしまうものなんだなぁ、と感じました。長谷部OBには、1年五十

H30年度 冬合宿(前半)

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遠見ヒュッテから見る日の出 明けましておめでとうございます!! 本年も法政ワンゲルを宜しくお願いいたします!!  年賀状よりも早く冬合宿の活動記録をお伝えする 1 年五十嵐です。よろしくお願いします。  私達は平成 29 年 12 月 23 日 ( 土 ) ~ 12 月 30 日 ( 土 ) の 8 日間、白馬五竜スキー場の法政大学遠見ヒュッテにて冬合宿を行いました。このブログは前半の 23 日~ 26 日についての記録になります。後半は 1 年佐藤君が担当しておりますので、更新をお待ちください。 12 月 23 日(土) 市ヶ谷駅■□■ 有楽町駅(24:20発 夜行バス)= ==エスカルプラザ(翌6:10着)  この日は大学に集合し装備の確認と出発式を行ったあと、市ヶ谷駅から地下鉄で有楽町駅まで移動し、鍛治屋橋バスターミナルから夜行バスに乗車しました。 何時ものトラック前で記念撮影  冬の活動で特徴的なのは荷物の多さです。スコップとワカンに関してはパッキング美学における挑戦状だと感じました。しかし入れなければならないのでゼロポイントスーパーエクスペディションパックの包容力を信じて詰め込みました。 倉庫の中で待機するザックの皆様  学校を出る際に為村 OB と途中入山になる清宮さんからケーキと飲み物の差し入れをいただきました。ありがとうございます! 12 月 24 日(日) エスカルプラザ(6:10着)←―→ サンマルテ+++アルプス360―――遠見ヒュッテ  早朝に白馬五竜スキー場テレキャビン山麓駅のエスカルプラザに到着、朝食やパッキングを済ませた後は小屋の鍵を管理していただいているホテルサンマルテへ伺い、小屋の鍵と荷物を受け取りました。いつもありがとうございます。 いつもお世話になります  テレキャビンに乗車し、到着した山頂駅のアルプス 360 からはスキー板にシールを装着して遠見ヒュッテまでシール歩行で向かいます。小屋の清掃後は、ビーコン・ゾンデ・スコップを用いた捜索訓練、スキー・アイゼン・ワカンの着脱訓練などの雪上訓練を行いました。また、この日は小屋の前でテントを設営してスノーフライや竹ペグの取り扱い、防風ブロックの作成などを実習し、天幕 A 班がテ