H29年度 新人修錬合宿

こんにちは、2年の武田です。6月28日(水)~7月2日(日)の日程で行われた新人修錬合宿の模様をお送りいたします。


6月28日(水)
塩山―(バス)―笛吹小屋
朝10時学校に集合。11時過ぎに出発し、鉄道とバスを乗り継いで16時前に笛吹小屋に到着しました。
1年五十嵐さん

と1年佐藤くん

と徹夜明けの平野


6月29日(木)
笛吹小屋―西沢渓谷入口―徳ちゃん新道―木賊山―甲武信小屋
朝3時に起床。天気はなんとかもっている感じです。出発して少し車道進んで、少し林道を進むと徳ちゃん新道の入口に着きます。


最初車道で・・・
次、林道

そして徳ちゃん新道入口
某H野みたいに車道を進みすぎたり、近丸新道に入ってはいけません。徳ちゃん新道はそこそこの坂がだらだら続く感じです。
もう一人の新人、中本



後半あたりになると佐藤君の口から呪文のようなうめき声が漏れてきます。どうやらザックに八つ当たりしているようです。それに対して五十嵐さんが一言―「佐藤君、ザックとの対話が足りないよ。」―。名言ですね。
うめく佐藤くんと元気な五十嵐さん

そんな感じで進んで行き、木賊山に到着。ここで写真撮影をして、近くの甲武信小屋で幕営です。



新人はテント設営の練習に入ります。例年通り苦戦・・・ということもなく既に最終目標タイムを1分以上切るという優秀さ。圧巻です。

 

天気図作成もします



6月30日(金)
甲武信小屋―甲武信ヶ岳―国師ヶ岳―大弛小屋
今日の天気は朝からあいにくのあめ。天気は生憎の雨。大事なことなので2回言いました。
雨が弱点の私はテンションがかなり低いです。新人たちは元気そうです。出発してすぐに甲武信ヶ岳に到着。

ここから水師、富士山なんて見えない富士見、過去に中山さんが「あずにゃんの梓とおんなじ云々・・・」と言っていたといわれる東梓と進んで行きます。


このあたりは倒木も多いです



このころには雨はほぼ止んでいました。そして4年生が今合宿最大の山場になると口を揃えた国師ヶ岳へと進んで行きます。元気いっぱい五十嵐さんも疲れからか口数が少ないです。佐藤君は何かを呪文のように呟いてます。中本は黙々と進んでいます。なんだかんだ一番タフなのは中本です。





平野の変顔パート2
国師ヶ岳に到着すれば後は下り。

下りは木道なので滑ることさえ気を付ければ結構楽です。

今晩は大弛小屋で幕営です。車道や車が見えるって?気のせいだよ。




7月1日(土)
大弛小屋―朝日岳―金峰山―大日岩―富士見平小屋
今日の天気は朝からあいにくのあめ。天気は生憎の雨。大事なことなので2回言いました。
雨が弱点の私はテンションがかなり低いです。新人たちは相変わらず元気そうです。おんなじ文章をさっきも見ただって?若干違うぞ。

はじめは少しゆっくり行って朝日岳に到着。
朝日岳山頂

朝日岳を出発して鉄山あたりに差し掛かるころには雨も強くなってきました。稜線に出ると雨は弱まり、しばらくして金峰山に到着。

ええ、それはもう立派な岩稜帯です.結構つらいです。金峰山を出発してしばらく進んで樹林帯に入ったあたりからまた雨が強くなりました。いや、稜線も雨は強かったかも。樹林帯の長い下りを進み視界が開けると大日岩でした。

金峰の下りの岩稜帯


大日岩



しばらく歩いたところにある大日小屋で一本。もう私は元気じゃないです。新人は当たり前のように元気そうです。もしかしなくても修錬されているのは私・・・。アクエリごはん?知らんな。ともあれ、大日小屋から富士見平小屋はそう遠くなく、割と早く到着しました。

到着後はしばらく休憩。天気が回復し始めたので、テント設営の審査を始めます。設営は一発、撤収も3回でクリア。しかも元気。すごいの一言に尽きます。


この後、中山さん、渡辺さん、古閑の合流、鈴木さんの下山を待って、装備審査と天気図審査が行われました。

前方右から古閑、中山さん、渡辺さん

7月2日(日)
富士見平小屋―瑞牆山―富士見平小屋―韮崎山荘―(バス)―増富の湯
最終日。装備をテントの中にまとめ、軽装で富士見平小屋を出発、重い雲ながら天気は持ちこたえます。目の前にそびえたつ瑞牆山を見ながら下っていきます。そう下っていくのです。それも結構下りました。瑞牆山の登りに入るとそれまでの樹林帯から一転し、岩々した登山道に様変わりです。私の息はすぐに上がりますが昨日入山で元気なトップの古閑はガンガン進んで行きます。古閑や渡辺さんが元気なのは分かりますが、1年生も元気いっぱいです。すごいです。




あっという間に瑞牆山に到着。記念撮影とエールを行います。

古閑がドヤ顔にみえるのは気のせい・・・?


矢野がエールをしていると、それまで曇っていた空に晴れ間が見えて富士山がきれいに見えました。ここで五十嵐さんがなんか衝撃の一言を言った気がしますが忘れました。



瑞牆山を下って富士見平小屋に戻り、団装をまとめ韮崎山荘に下って全行程の終了です。バスで移動して増富の湯で解散式を行いました。


今回の新錬は新人3名が非常に優秀だったの一言に尽きると思います。新人が例年と違い常に楽しそうだったのも、決して行程が甘かったわけではなく、間違いなく新人に力があったがゆえにです。私も彼らに負けぬように頑張らねばと思った次第です。では。

コメント

テストがヌルゲー さんのコメント…
ちょっと参加した部員しか分からない内輪ネタが多すぎると思います…

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