H27 夏合宿 (北海道班) 大雪山の巻
こんにちは。またもや2年の中山です。
新千歳を出発したのがちょうど1週間ほど前となります。
懐かしいです。
さて今回は夏合宿(北海道班)の最後の記事となります大雪山です。
北海道の山ならではの風景や道のりでした。
さてとくとご覧ください
【行動日⑧】8/27(木)
トムラウシ野営場⇒温泉コース分岐⇒南沼キャンプ指定地⇔トムラウシ山
100名山の一つトムラウシ山を踏破しました。道も長く行動時間も7時間ほどかかりましたが
それでも幌尻岳に比べたら何百倍もましです。
難しい山を登ると他の山がやさしく思え、精神的にも楽にこなせるようになるんだと実感した1日でした
【行動日⑨】8/28(金)
南沼キャンプ指定地⇒化雲岳⇒五色岳⇒沼ノ原キャンプ指定地
この日の行程はほとんど登りも下りも無く平坦な道をひたすら歩くと言う行程でした。
しかし景色がとても美しく、みんな瞳を輝かせながらその景色に魅入ってました。
翌日は五色岳まで引き返して忠別岳避難小屋を目指します
【行動日⑩】8/29(土)
沼の原キャンプ指定地⇒五色岳⇒忠別キャンプ指定地
本日の行程は途中までは昨日と同じ行程なのでその道のりは省略させていただきます
基本的に写真の撮影は戸口さんがやられていたので、この日の写真はほとんどありません。
しかし、私達の合宿はこの日があらゆる意味でピークを迎えました。
ここでは文章にて説明させていただければと思っております。
まず忠別岳避難小屋ですが、本来ならテント泊の予定だったのですが、小屋に
到着後、ボランティアで管理人のようなことをやっているという‘大谷’さんに出会いました。
大谷さんから小屋で過ごしても全然大丈夫だよと言うことで、本日は小屋泊ということに。
しかし、なかなかどうしてこの大谷さんの生活はワイルドでダンディズムのあふれるものでした。
①石を煮込んでる(沸騰石とかじゃなくて普通の石です)
②ガソリンの使用量がすごい
③タバコの消費量がすごい
④医療知識が豊富で負傷中の戸口さんの治療を行ってくれた
⑤衛星電話を所持しており、台風による気候状況を適宜アナウンスしてくれた
⑥戸口さんの足の状態、気候による状況により1週間の停滞をすすめられた。
⑦キツネに食料を漁られた私たちに玄米を差し入れしてくださった
こうして我々は忠別の生きる伝説となったこの‘大谷’さんに非常にお世話になりました。
大谷さん無くして今合宿の成功は不可であったかもしれません。
ありがとうございました
旭岳ですが、最後のぼりが辛かったです
足場がちゃんとしていないというのはやはり大変なものでした
明日はいよいよ下山日です
【行動日⑬】8/30(日)
新千歳を出発したのがちょうど1週間ほど前となります。
懐かしいです。
さて今回は夏合宿(北海道班)の最後の記事となります大雪山です。
北海道の山ならではの風景や道のりでした。
さてとくとご覧ください
【行動日⑧】8/27(木)
トムラウシ野営場⇒温泉コース分岐⇒南沼キャンプ指定地⇔トムラウシ山
早朝みんなで出発します
少し雰囲気が暗そうです。
何があったのでしょか・・・
そうこいつです。
こいつにやられました。
ツェルトにかけてあったザックを引きずり出し
α米、FD、行動食、予備雑炊・・・
ありとあらゆる食料が食い散らかされました。
全てやられたわけではなかったので、なんとか予備食料を使ったりして合宿を行うことに。
早速不安な行程となりそうです
ちなみに私の行動食は全部キツネにやられました。
ツェルトのあった位置から5mくらい離れたところにもっていから締めていたはずの雨蓋も開けられて、唾液と尿の入り乱れた最悪なにおいとなりものすごく憂鬱な気分となりました
この後姿からも落ち込み具合が伺えます
トムラウシ短縮登山口で1本
まだまだ残り8.5kmあります(しかものぼり)
平坦な道のりに
ゆったりとしたのぼり
カムイ天上到着後・・・
のぼりがきつくなってきます
前トム平まではのぼりが続きます。
1本とりつつとにかく登り続けます
前トム平超えるとトムラウシ公園の目印が!
ここからはわりとなだらかな道になります
壮大な一面です
北海道ならではといったところでしょうか
南沼キャンプして位置に到着!
荷物を置いていき空荷でトムラウシ山にアタックです
荷物も空なのでみんなスイスイいけます
トムラウシはなかなかの迫力です
到着!
みんなで記念写真!
全員ユニフォームなので統一感が出てます
100名山の一つトムラウシ山を踏破しました。道も長く行動時間も7時間ほどかかりましたが
それでも幌尻岳に比べたら何百倍もましです。
難しい山を登ると他の山がやさしく思え、精神的にも楽にこなせるようになるんだと実感した1日でした
【行動日⑨】8/28(金)
南沼キャンプ指定地⇒化雲岳⇒五色岳⇒沼ノ原キャンプ指定地
途中の沼で水をくんでから出発です
大きい沼です
まずは化雲岳を目指します
後ろの岩がかっこいい。
次は五色岳を目指します。
周りの景色がすごいきれいです
さあ、五色岳、沼の原目指してがんばりましょう
だんだん晴れ間も見えてきてすごくよい景色
草木も紅葉しかけています
五色岳を越えてしばらく木道が続きます
いい景色過ぎます
水に雲が反射してうつってます。
もうすぐ沼の原!
到着です!
なぜか天気が悪くなってます
しかし景色がとても美しく、みんな瞳を輝かせながらその景色に魅入ってました。
翌日は五色岳まで引き返して忠別岳避難小屋を目指します
沼の原キャンプ指定地⇒五色岳⇒忠別キャンプ指定地
本日の行程は途中までは昨日と同じ行程なのでその道のりは省略させていただきます
しかしこの日は4年戸口さんが足の裏の痛みでダウン
さああれが、忠別岳避難小屋です
しかし、私達の合宿はこの日があらゆる意味でピークを迎えました。
ここでは文章にて説明させていただければと思っております。
到着後、ボランティアで管理人のようなことをやっているという‘大谷’さんに出会いました。
大谷さんから小屋で過ごしても全然大丈夫だよと言うことで、本日は小屋泊ということに。
しかし、なかなかどうしてこの大谷さんの生活はワイルドでダンディズムのあふれるものでした。
①石を煮込んでる(沸騰石とかじゃなくて普通の石です)
②ガソリンの使用量がすごい
③タバコの消費量がすごい
④医療知識が豊富で負傷中の戸口さんの治療を行ってくれた
⑤衛星電話を所持しており、台風による気候状況を適宜アナウンスしてくれた
⑥戸口さんの足の状態、気候による状況により1週間の停滞をすすめられた。
⑦キツネに食料を漁られた私たちに玄米を差し入れしてくださった
こうして我々は忠別の生きる伝説となったこの‘大谷’さんに非常にお世話になりました。
大谷さん無くして今合宿の成功は不可であったかもしれません。
ありがとうございました
【行動日⑪】8/30(日)
忠別岳避難小屋⇒忠別岳⇒白雲岳避難小屋
朝日がすごいきれいでみんな写真をとります
さあ、まずは忠別岳を目指します
途中で大谷さんがいましたので・・・
一枚とっていただきました
わりとすぐに到着。
しかし今日の行程はここから長い
平坦な道のりをすたすた進みます
コースに起伏がほとんどありません。
しかし、周囲は起伏がすごい
みんなで水の煮沸を行います
エキノコックスは怖いですからね。
本日の行程も北海道らしい道のりで歩いていてそんなに苦しく無かったです。
明日はいよいよ旭岳を目指します。
コースもアップダウンが少なめなので楽に終えることができるか・・・?
【行動日⑫】8/31(月)
白雲岳避難小屋⇒白雲岳分岐⇔白雲岳⇒北海岳⇒間宮岳分岐⇒裏旭キャンプ指定地⇔旭岳
みんなで体操をして出発します
白雲岳分岐。
さあ、白雲岳を目指します
到着。2年神崎がTOPなので地形図を見てコースを確認しています
北海岳を通っていき・・・
もうすぐ旭岳です
下って下って
さあ、これが旭岳
うわあ。。。なんて道のりだ
戸口さんが飛んでる??
きつい道のりに
体を前のめりに。
そして上級生が遅れます
旭岳到着です!
山頂にてエールも行いました!
足場がちゃんとしていないというのはやはり大変なものでした
明日はいよいよ下山日です
裏旭キャンプ指定地⇒間宮岳分岐⇒中岳⇒北鎮岳分岐⇔北鎮岳⇒黒岳⇒層雲峡
1時間ちょっとで北鎮岳に到着
北海道2番目の高さです
雲海が広がっています
いい天気です
さあ黒岳を目指します
御鉢平!
すごいです
岩場をのぼり
黒岳に到着
ここから一気に下ります
途中でリフト乗り場があり
コースにはその設備が。
乗って帰りたいところです
途中、至近距離でシカに遭遇!
みんなのテンションがあがってましたが
私は襲われるのではないかと思い内心怖がってました
下山です!
記念に一枚!
開放感からみんな笑顔です!
層雲峡は上高地のようなところで、のどかな観光地帯で地帯でした
こうして層雲峡にてタクシーで解散宿泊所に向かい夏合宿は無事成功させることができました。
トラブルはいくつかあったりもしましたが、怪我なく、離脱者無くこの合宿を終えることができたのは、非常に大きな成果ではないでしょうか。
特に1年生は2週間にわたる長期合宿が北海道と言う困難な地(特に幌尻岳)でしたが、弱音を吐かず楽しそうに山行を終えることができました。そんな1年生の姿を見て上級生たちもがんばれたと思います。
これからも、日々精進してまいりますので法政大学体育会ワンダーフォーゲル部をご応援のほどよろしくお願い致します。
以上H27年度夏合宿(北海道班)の活動報告とさせていただきます。
ごらん頂きましてありがとうございました。
執筆 : 2年中山
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