H27年度 GW合宿 立山・剣沢パーティー
こんには。久保からもらったバリィさんのキーホルダーのバリィさんが
行方不明になってガチで凹んでる渡邉です。
今年のゴールデンウィークは私、久保、為村、鈴木、望月の5名で立山に行ってきました。
私としては同じところに何回も行くのは馬鹿らしいと思ってしまう人間ですが、
残雪期の立山は別です。お金と時間があるなら毎年でも行きたいですね。
まずは、ムーンライト信州で信濃大町へ。
見送りには河田コーチが来てくれました。ありがとうございます。
大町に到着。北アルプスの山々がお出迎えしてくれます。
ここから、バスに乗って扇沢へ。
為村が降車ボタンをみて
「こういうタイプもあるんですねぇ。」
何を言ってるんだこいつは!?
扇沢に着くと切符を求める人で渋滞中
為村曰く「文字通り進まない様」らしい
どこが文字通りなのか説明して欲しい(@_@)
もちろんトロリーバスの乗り場も混雑中
バスを待ってる人たちにお弁当を売る駅員さん。
バスに乗って黒部ダムへ。
黒部ダムに着いたら黒部湖まで歩きます。
黒部湖からケーブルカーに乗りますがこちらも混雑中
黒部平に到着。
今度はロープウェイで大観峰へ。
もちろんこちらも混雑中
大観峰からは後立山がしっかり見えます。
写真右のピークが赤沢岳かな?
大観峰から再びトロリーバスに乗り、室堂に到着。
出発準備を整えます。
浄土山をバックに一枚。
完全に逆光ですね(^_^;)
ってか、この時点で標高がすでに火打山と変わらないという...
アルペンルート恐るべしですね。
シールを張って出発します。
室堂山荘を過ぎた所で滑走に切り替えます。
途中、雷鳥さんがいました。
するするとスロープ状になった道を滑っていきます。
あっというまに雷鳥沢キャンプ場に到着。
奥に見えるのは奥大日岳ですね。
雪庇の張り出しがすごいのが分かります。
過去には雪庇崩落事件なんてありましたし...
テントを張ってほっこりタイム。
気温も夏山並みでマジで快適です。
何より雷鳥沢のこの感じがたまりません。
ただ、よく見ると雪の量が異常に少なく、
雪面にも雨の流れた後が凸凹に走っていることが分かります。
雪のあまりの少なさに真砂沢の滑走は中止にしました。
山は逃げないのでもっとコンディションのいい年に挑戦しようと思います。
翌朝、雷鳥沢を登り、剣沢を目指します。
雪面の凸凹がよく分かりますね。
軽装で別山乗越を目指します。
目の前に広がる大斜面...
傾斜は結構あるので登りは大変です。
誰だよ、ここ全装で登ろうとか考えた奴...(勿論、私です)
途中の緩斜面で休憩
為村と比較すると雪面の凸凹の大きさがよく分かります。
そして、登りはまだまだ続く...
去年、全装で登った私自身が何かの間違いではなかったのかと思うレベル。
剱御前小舎が見えて来ました。
板を担いで進んでいきます。
別山乗越に着くと剱沢の大斜面と剱岳がお出迎えしてくれます。
登りの苦労が報われる瞬間ですね。
この大斜面を見て胸が高鳴らないスキーヤーはいないでしょ!!
望月
鈴木
久保
私
滑っていくうちに剱岳がドンドン迫ってくるという感動
剱岳をバックにパシャリ。
岩と氷の殿堂、試練と憧れの別名は伊達じゃないですね。
為村のシングルショット!!
ジャニーズ感が漂う一枚
もう少し滑ります。
為村
久保
望月
鈴木
下った分は登り返します。
この登り返しが地味にツラいですね。
途中に雷鳥さんがいました。
鈴木は動物カメラマンに変身です。
雷鳥沢へと帰る私達を剱岳が見送ってくれます。
40分ほどの登りで別山乗越に到着。
多くの人で賑わってました。
さて、今度は雷鳥沢の滑走です。
滑り出しが一番きつい所ですが、為村、鈴木、久保と次々とドロップしていきます。
どんどん滑っていく為村たちを見てあいつらやべぇと思いながら
私と望月は適当なところまで下ります。
傾斜が少しゆるくなったところからドロップ
滑ってきた斜面の前でドヤ顔の望月
スキーうまくなったなぁ、と実感しました。
この後はテントに戻ってゆっくり過ごしました。
望月姉のデス系なる料理の話で盛り上がりましたね。
砂糖+醤油の味付けの料理に砂糖の代わりに塩を入れるとすごい味になるらしい...
興味のある人はお試しを!!
翌日はどこか一本滑ってから帰る予定でしたが、生憎の雨。
更に午後から悪化する予報だったため、帰ることになりました。
雨が降るとシールの扱いに苦労します。
1時間程で室堂へ。
そこからバスで帰ります。
雪の壁に興奮し過ぎてバスの車内で缶メタを転がす鈴木
ケーブルカーに乗って立山駅に。
そこから電車で富山へ。
富山駅で解散式を行い解散としました。
今回の合宿は私が部員として行く、最後の雪山での活動でした。
色々なことがありましたが、今回初めて、自分が目指してきた
皆が楽しめる合宿というのを実現できた気がします。
積雪期の活動のみならず、ワンゲルの活動はツラいことが多いと思います。
だからこそ皆で楽しめる、感動できるという合宿が作れるよう残り少ない機会ですが、
頑張って行こうと思います。
それではまた、次の機会に...
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